それでも彼らにはまだ、イエスが神のことを話しておられるのがわかりませんでした。
盲人のように手探りで歩き、 真昼なのに真夜中のようにつまずいても、 不思議ではありません。 元気な若者と比べたら、 死人同然に見えるのも、もっともです。
「では行って、こう言うのだ。 『おまえたちは、わたしのことばを何度も聞くが、 悟ることがない。わたしが奇跡を行うのを何度見ても、 それが何を意味するのか理解することができない。』
あなたがたには非難したいことや、教えたいことが山ほどあります。しかし、わたしをお遣わしになった方から聞いたことだけを話しましょう。その方は真実な方だからです。」
「あなたがたは、わたしを殺してはじめて、わたしがメシヤだったと気づくでしょう。そして、わたしが自分の考えではなく、父から教わったことを話していたとわかるでしょう。
わたしの言うことがわからないのも、むりはありません。理解できないようにされているのですから……。
神の子どもならだれでも、神のおっしゃることを喜んで聞くはずです。あなたがたが聞き従わないのは、神の子どもではないからです。」