それはちょうど、過越の祭りの前日、正午ごろのことでした。「さあ、おまえたちの王だ。」
さて時間がたち、正午にもなったころ、急にあたりが暗くなり、一面の闇におおわれました。それが三時間も続きました。
翌日の安息日に、祭司長やパリサイ人たちがピラトに願い出ました。「総督閣下。あの大うそつきは、確か、『わたしは三日後に復活する』と言っていました。
イエスが十字架につけられたのは、朝の九時ごろでした。
以上の出来事はすべて、安息日の前日に起こったことです。その日の夕方、一人の人がピラトのところへ行き、勇気を奮い起こして、イエスの遺体を引き取りたいと申し出ました。その人はアリマタヤ出身のヨセフといい、ユダヤの最高議会の有力な議員で、神の国が来ることを熱心に待ち望んでいました。
その時です。正午だというのに、突然、あたりが暗くなり、午後三時までそんな状態が続きました。
それは、安息日の準備の日にあたる金曜日の、午後遅いころのことでした。
それから、「ユダヤ人の王様、ばんざーい!」とさんざんからかい、平手でたたいたりしました。
安息日の前日ですから、急がなければなりません。すぐ近くだったこともあり、イエスをその墓に納めました。
イエスは、いばらの冠に紫色のガウンという姿のまま出て来られました。「よく見ろ。この男だ」と、ピラトが言いました。