弟子たちは、だれのことを言われたのか見当もつきません。困惑して顔を見合わせるばかりです。
ところでそのころ、ヤコブの一家はどうしていたでしょう。やはり食べるに事欠く毎日でした。聞くところによると、エジプトへ行けば穀物が手に入るということです。ヤコブは息子たちに言いました。「みんな、お互いに顔を見合わせていたってしかたない。
イエスは、「あなたがたのうちの一人が、わたしを裏切ろうとしています」と言われました。
これを聞いた弟子たちはひどく悲しみ、口々に、「まさか私のことではないでしょうね」と尋ねました。
みなが食卓を囲んで食事をしていると、イエスは言われました。「いいですか。よく言っておきます。今わたしといっしょに食事をしている者の一人が、わたしを裏切ります。」
これを聞いた弟子たちは、ひどく心を痛め、口々に、「まさか、私ではありませんよね」と尋ねました。
しかし、この食事の席にいっしょに座っている一人が、わたしを裏切ります。
弟子たちは、そんなことをする者はいったいだれだろう、といぶかりました。
あなたがた全員にこう言っているのではありません。あなたがたを選んだのは、このわたしです。ですから、一人一人がどんな人間かよく知っています。聖書には、『わたしと食事を共にしている者が、わたしを裏切る』(詩篇41・9)とはっきり書いてあるでしょう。いいですか。まもなく、そのとおりのことが起こるのです。
ここでイエスは、込み上げる霊の悲しみを抑え、言われました。「あなたがたに言います。あなたがたのうちの一人が、わたしを裏切ります。」