ヨシュアは、ほかの王たちのすべての町々を攻撃し、打ち滅ぼしました。以前モーセが命じたとおり、住民をすべて殺したのです。
主がそうなさるのだから、徹底的に戦いなさい。こざかしい取り引きをしたり、あわれみをかけたりせず、敵を一掃するのです。
しかし主がおられる以上、心配はいりません。あなたがたの先頭に立ち、火のような勢いで敵を滅ぼしてくださるでしょう。だから、すぐさま国々に攻め入って占領しなさい。
ヨシュアとイスラエル軍は、追撃の手を少しもゆるめず、五人の王の連合軍を全滅させました。ただ、ほんの一握りの者が生き残って、いのちからがら自分たちの町へ逃げ込みました。
同じ日、ヨシュアはマケダの町を占領し、王と全住民を打ちました。
そこでも、主がその町と王をイスラエルの手に渡したので、エリコと同様、最後の一人に至るまで剣で打ちました。
二日目に、主がその町をイスラエルの手に渡したので、ここでもリブナ同様、全住民が打たれました。
その町と周囲の村々を片っぱしから占領し、全住民を打ちました。
ただし、丘の上に建つ町々で焼き払ったのは、ハツォルだけでした。
そうするように主がそのしもべモーセに命じておかれたからです。モーセはこの命令をヨシュアに伝え、ヨシュアはそのとおり実行しました。ヨシュアは、主がモーセに与えた指示にことごとく従い、一つもたがえませんでした。
約束どおり平和が訪れ、立ち向かって来る敵は一人もいませんでした。敵という敵はすべて、主の助けによって滅ぼし尽くしたからです。
律法の書に、「わたしのために、のみを当てたことのない石で祭壇を築け」と言われているとおりに。祭壇が完成すると、祭司たちはその上に、焼き尽くすいけにえと和解のいけにえをささげました。
そこに入ったら、町に火をかけるのだ。」
「私どもがあんなことをしたのは、イスラエルの神様が忠実なしもべモーセ様に、『この全土を征服し、住民を皆殺しにしなさい』とお命じになったことを、はっきり知っていたからです。殺されるのが怖かったのです。お赦しください。