こうしてヨシュアは、全イスラエルを率い、ギルガルの陣営に凱旋しました。
エルサレム郊外に村を建てていた聖歌隊員も、ベテ・ギルガル、ゲバ、アズマベテなどから集まりました。
そののち、ヨシュアとイスラエル軍は、ギルガルの陣営に引き揚げました。
これらはすべて、一度の出撃で果たしたものでした。イスラエルの神、主が、イスラエルのために戦ったからです。
ハツォルの王ヤビンは、これらの出来事を聞いて、次の諸国の王たちに使者を立てました。マドンの王ヨバブ、シムロンの王、アクシャフの王、北方の山地の王たち、キネレテの南のアラバの王たち、低地の王たち、西方のドルの高地にいる王たち、東西のカナンの王たち、エモリ人の王たち、ヘテ人の王たち、ペリジ人の王たち、山地のエブス人の王たち、ミツパにあるヘルモン山麓の町々に住むヒビ人の王たちです。
この奇跡が起こったのは第一の月の十日(太陽暦の三月二十四日)のことです。この日、全イスラエルはヨルダン川を渡り、エリコの町の東方にあるギルガルに宿営しました。
続いて、サムエルが呼びかけました。「さあ、ギルガルへ行こう。サウルがわれわれの王であることを、改めて確認するのだ。」