ぶどうの木は枯れ、いちじくの木はしおれ、 ざくろは枯れ、りんごの木はしなびた実をつける。 すべての喜びが消えうせてしまった。
あなたから頂いた喜びは、 刈り入れ時に人々が穀物の山を眺めて喜ぶよりも、 はるかにまさっています。
しかし、神を信じて従う人は、 なつめやしの木のように青々と茂り、 レバノン杉のようにそびえ立ちます。
私の恋人は、ほかの男の方と比べたら、 果樹園の中で最上のりんごの木のようです。 私は慕わしい方の陰に座りましたが、 その実は口の中でとろけそうです。
あなたはまるで最高の実の取れる、 すばらしい果樹園のようだ。 そこでは、ナルド、サフラン、しょうぶ、 シナモン、没薬、アロエをはじめ、 さまざまな最上の香料が取れる。
楽しみも刈り入れの喜びも、むなしく消え去った。 ぶどう園で聞いた陽気な歌声は二度と聞けない。 酒ぶねでぶどうの実を踏む光景も、 もう見ることができない。 このわたしが、刈り入れの喜びを終わらせたのだ。
暴徒は群れをなし、 「酒をくれ」とわめきます。 喜びは失われ、楽しみは忘れ去られました。
人生の喜びは去り、 ぶどうは収穫期になっても実らず、 ぶどう酒は底をつきます。 陽気だった人も顔をくもらせ、 うなだれます。
イスラエルはもう一度、偉大な民族となり、 収穫期を迎えた農夫のような喜びにあふれ、 分捕り物を山分けする者のように喜びに満たされます。
実り豊かなモアブから、喜びと楽しみの声が消え、 酒ぶねに入れるぶどうもなく、 喜びの声を上げてぶどうを踏む者もいません。 叫び声は聞こえますが、 歓声ではありません。
畑には作物がなく、 どこもかしこも嘆きと悲しみでいっぱいだ。 穀物も、ぶどうも、オリーブ油もなくなった。
食べ物が私たちの目の前から消え、 神の神殿では、 喜びも楽しみも終わってしまう。
ところが、神は一匹の虫を備え、翌朝、その虫が茎を食い荒らしたので、とうごまは枯れてしまいました。
わたしが穀物を害虫や病害から守るから、 あなたがたの収穫は多くなる。 ぶどうが熟す前にしぼんでしまうこともない。」 主は語ります。
それから、のちにエシュコルの谷と呼ばれるようになった地に来て、ぶどうが一房ついた枝を切り取りました。とても大きく、棒に通して二人でかつがなければならないほどでした。ざくろやいちじくの実もいくらか取りました。