畑には作物がなく、 どこもかしこも嘆きと悲しみでいっぱいだ。 穀物も、ぶどうも、オリーブ油もなくなった。
これからは、いくら働いても、大地はあなたのために作物を実らせない。この先あなたは放浪者となり、当てもなくさすらうのだ。」
ニムリム川でさえ干上がり、 青々としていた土手は茶褐色に変わり、 柔らかい芽をふく木々はなくなり、見る影もない。
暴徒は群れをなし、 「酒をくれ」とわめきます。 喜びは失われ、楽しみは忘れ去られました。
人生の喜びは去り、 ぶどうは収穫期になっても実らず、 ぶどう酒は底をつきます。 陽気だった人も顔をくもらせ、 うなだれます。
彼らはそこを人の住まない地としました。 泣いている悲しげな声が聞こえます。 全地は荒れ果てているのに、 誰ひとり心に留めようとしません。
あなたのものであるこの地を、 いつまで彼らのなすままにされるのですか。 野の草でさえ、彼らの悪事のためにうめき、 泣いています。 野獣や鳥は姿を消し、地は荒れ果てました。 それでもなお人々は、 「神がわれわれをさばくはずがない。 われわれは全く安全だ」と言います。
実り豊かなモアブから、喜びと楽しみの声が消え、 酒ぶねに入れるぶどうもなく、 喜びの声を上げてぶどうを踏む者もいません。 叫び声は聞こえますが、 歓声ではありません。
それで、この地には産物がなく、悲しみだけが満ちる。 すべての生き物は病んで倒れ、 動物も鳥も、そして魚までもが姿を消す。
それゆえ、収穫は乏しく、ぶどうの木も枯れてしまう。
ぶどうの木は枯れ、いちじくの木はしおれ、 ざくろは枯れ、りんごの木はしなびた実をつける。 すべての喜びが消えうせてしまった。
酔いどれどもよ、起きて泣け。 ぶどうがすべて荒らされ、 ぶどう酒がなくなったからだ。
主はこのように答えます。 「さあ、おまえたちが不自由しないように、 たくさんの穀物とぶどう酒と油を送ろう。 もう決しておまえたちを、 諸国の物笑いの種にはさせない。
いくら耕し、手入れをしても、収穫は全くない。
いちじくの木が全滅して花も実もつけず、 オリーブの木も実りがなく、 畑が荒れたままであっても、 羊の群れが野で死に、牛小屋がからっぽでも、
事実、平地にも高地にも、日照りを呼び寄せた。麦もぶどうもオリーブも他の穀物も、みな干からび、人も家畜も飢えに苦しむ。いくら仕事に精を出しても、すべては水の泡だ。」
よく聞くがよい。 わたしはあなたがたの子どもを責める。 わたしにささげた動物の糞を あなたがたの顔にぶちまけ、 あなたがたを糞のように投げ捨てる。