彼らの地で再び強くし、強力な国とし、 主ご自身が永久に王となり、 シオンの山から支配すると。
主は言われます。 「これがわたしの選んだ王だ。 わたしは彼を、わたしの聖なる都エルサレムで即位させた。」
ついに天の軍勢の主はシオンの御座に上り、 イスラエルの長老たちの見ている前で、 エルサレムを中心に世を治めます。 その栄光は、太陽の輝きも月のうるわしさも、 色あせてしまうほどです。
それでもなお民の十分の一は残る。 イスラエルは何度も侵略され、戦火に見舞われる。 しかし、切り倒されてもなお新芽を出す 切り株のように、必ず立ち直る。」
最小の家族が大氏族となり、 弱小の群れが強大な国家となる。 時がきたら、主であるわたしは、 これらのことをみな実現する。
主はこう語りました。「人の子よ。ここはわたしの王座、わたしの足台、わたしが永遠にイスラエルの民の間に住む場所である。民も王たちも、無節操にほかの神々を礼拝したり、王たちの墓を拝んだりして、わたしの聖なる名を汚すことはもうしなくなる。
この王たちの時代に、天の神は、決して滅ぼされることのない一つの国を起こします。だれもこの国を征服できません。その国は、すべての国々を打ち砕いて滅ぼします。まさに永遠不滅の国なのです。
七年目の終わりに、私は天を見上げた。すると正気に戻ったので、いと高き神を賛美し、礼拝した。そして、永遠に生きておられる方、その御国の支配が代々限りなく続くお方をほめたたえた。
人のように見えるこの方は、 世界の国々を治める権力と栄光とを 与えられていました。 それで、どの国の民もみな、 この方に従わなければなりません。 この方の権力は永遠で、 決して終わることがありません。 その国は滅びることがないのです。
それから、天の下にあるすべての国と権力が、 神の民に与えられる。 彼らは永遠にすべてのものを治め、 すべての支配者が彼らに仕え、従うようになる。』
それでも、イスラエルが栄え、大きな民となる時がくる。その日には、彼らは海辺の砂のように数えきれないほどの数となる。その時わたしは彼らに、『あなたたちはわたしの民ではない』と言わずに、『あなたたちはわたしの息子、生ける神の子どもだ』と言おう。
主の名を呼び求める者はみな、救われる。 主が約束したように、 エルサレムにも幾人か難を逃れる者がいる。 主が幾人かを選んで、生き残るようにしたからだ。」
「その時あなたがたは、 わたしが聖なる山シオンに住み、 あなたがたの神、主であることをついに知る。 エルサレムは永遠にわたしのものとなる。 もう外国の軍隊がそこを通ることはない時がくる。
救う者たちがエルサレムに来て、 エドムすべてを支配するからです。 そして、主が王となられるのです。
イスラエルよ。 わたしが残りの者を集め、 囲いの中の羊のように、牧場の群れのように、 もう一度集める時がくる。 それは騒々しく、幸せな集団だ。
メシヤがあなたがたを連れ去られた地から導き出し、 捕らわれていた町の門を通って、 自分たちの地に連れ戻す。 イスラエルの王はあなたがたの前を進み、 主が先頭に立って進んで行く。
神は、子を産む女が男の子を産むまで、 ご自分の民を敵に渡す。 そののち、彼の同胞、 捕囚の地で生き残ったイスラエル人が、 ついに故国の兄弟たちのもとに帰る。
あなたのような神が、ほかにいるでしょうか。 あなたはご自分の民の中で生き残った者の 罪を赦してくださいます。 あわれみを好み、 ご自分のためをいつまでも怒ってはおられません。
罪を犯さず、偽りを言わず、欺くこともない。 静かで平和な生活を送り、安らかに眠りにつく。 だれにも脅やかされることがない。」
その時、わたしはあなたがたを呼び集め、連れ戻そう。 そして、全地のあらゆる国民の間で抜きん出た、 りっぱな名を授けよう。 あなたがたの目の前で、あなたがたを元どおり繁栄させる時、 彼らはあなたがたを称賛する。」 このように主が言う。
彼は永遠にイスラエルを治め、その国はいつまでも続くのです。」
第七の天使がラッパを吹き鳴らすと、天から大きな声が響きました。「世界はすべて、主とキリストの手に渡った。主は永遠に支配者である。」