今、多くの国があなたに敵対して集まり、 あなたの血を求め、 滅ぼそうとやっきになっている。
ユダヤ人を憎む者どもに、 屈辱的な敗北を味わわせてください。
これが、彼らの首領たちの 一致した意見でした。 全能の神を敵に回して、彼らは同盟を結んだのです。
ところが当のアッシリヤ王は、 わたしにあやつられているとは夢にも思わない。 世界征服の一部として、 神の民を攻めているだけだと考える。
神に守られている国をめがけて、 怒濤のように押し寄せる軍勢を見なさい。
エルサレムに戦いをいどむ国はすべて、 一夜の夢のように消え去る。
ゼデキヤが即位して九年目の、十二月二十五日(ユダヤ暦では十月十日)に、バビロンのネブカデネザル王は全軍を率いてエルサレムを攻め、周囲にとりでを築き、
それゆえ、神である主はこう語ります。 「ツロよ。わたしはおまえを攻める。 波が打ち寄せるように、 たくさんの国が次から次へと攻め寄せる。
神である主はこう語ります。「わたしが昔、イスラエルの預言者たちを通して語った人物とは、おまえのことだ。彼らは、ずっとのちに、わたしがおまえにイスラエルを攻めさせる、と長年にわたり預言していたのだ。
おまえは、そうすべきではなかった。 侵入者がイスラエルを遠い異国へ連れ去るのを見て、 ほくそ笑むべきではなかった。 彼らの不幸を喜ぶべきではなかった。 彼らが困っている時にあざけるべきでなかった。
その時敵は、神が私の味方であることを認め、 「おまえの神はどこにいるのか」 とあざけったことを恥ずかしく思う。 今すでに、彼らが道の土のように 踏みつけられるさまが見えている。
エルサレムは、世界を苦しめる重い石となる。地のすべての国々が力を合わせて動かそうとするが、みな押しつぶされてしまう。