「十字架につけろ!」
「バラバは釈放するとして、おまえたちが王と呼んでいるあの男はいったいどうするつもりか。」
「なぜだ。あの男が、いったいどんな悪事を働いたというのだ。」それでも群衆はおさまりません。なおも大声で、「十字架につけろ!」と叫び続けます。
彼らは聞き入れません。「十字架だ! 十字架につけろ!」と叫び続けるばかりです。
そして、罰せられる正当な理由は何一つなかったのに、どうしても死刑にするようピラトに要求したのです。