さてイエスは、ベタニヤの、ツァラアトに冒されたシモンという人の家におられました。ちょうど食卓に着いておられる時、女が一人、入って来ました。高価な香油の入った美しいつぼを持っています。女はイエスに近づくと、いきなりつぼの封を切り、香油をイエスの頭に注ぎかけました。
ベッドに横になった王は、 私のつけている香水の香りにうっとりしています。
私は跳び起きて、ドアを開けました。 かんぬきの取っ手を引いたとき、 私の手から香水が、指からかぐわしい没薬の液が したたり落ちました。
それからイエスはエルサレムを出て、ベタニヤ村にお戻りになり、そこで一泊なさいました。
二タラント受け取った男もすぐ仕事を始め、二タラントもうけました。
しかし、「祭りの間はまずいだろう。民衆が暴動でも起こすと取り返しがつかないから」と用心していました。
同席していた何人かの者たちは腹を立て、「なんてもったいないことをする女だ。この香油なら高く売れて、貧しい人たちに施しをすることもできたのに」と、女をとがめました。