だから、しっかり目を覚ましていなさい。いつわたしが帰って来るか、夕方か、夜中か、明け方か、それともすっかり明るくなってからか、わからないのですから。
朝の四時ごろ、イエスが水の上を歩いて弟子たちのところに行かれると、
主はいつ来られるかわからないのだから、いつ来られてもいいように準備をしていなさい。
寝ずの番をしていれば、どろぼうに入られることもありません。
同じように、日ごろの備えが万全であれば、わたしが何の前ぶれもなくやって来ても、少しも困ることはないはずです。
だから、いつ終わりが来ても困らないように、わたしの帰りを目を覚まして待っていなさい。
あなたがただけでなく、すべての人にも念を押しておきます。わたしの帰りを、抜かりなく見張っていなさい。」
イエスは、「ペテロよ。あなたは明日の朝、鶏が二度鳴く前に、三度わたしを知らないと言うでしょう」と言われました。
ふと、ごらんになると、弟子たちは向かい風と波のためにこぎあぐね、危険にさらされています。夜明けの三時ごろ、イエスは水の上を歩いて彼らに近づき、そのままそばを通り過ぎようとされました。