この賢明な答えに感心したイエスは、「あなたは神の国から遠くない」と言われました。そのあとはもう、だれも、あえてイエスに質問しようとはしませんでした。
しかし、それに気づいたイエスは、いち早く会堂を抜け出しました。すると、大ぜいの人がついて来たので、その中の病人をみないやし、
弱い者を踏み倒さず、 どんな小さな望みの火も消さない。 ついには、正義に勝利をもたらす。
これには、返すことばもありませんでした。その日以来、だれも、あえてイエスに質問しようとする者はいませんでした。
それ以上、尋ねようとはしませんでした。
私は、律法が何を要求しているかを知らなかった時には罪の自覚がありませんでした。しかし真実がわかった時、自分が律法を破っており、死を宣告された罪人であることがはっきりわかりました。
というのは、いくら律法に従おうと努力しても――それは失敗以外にないのです――神の恵みは決して受けられないことがわかったからです。キリストを信じて初めて、神に受け入れられることがはっきりわかったのです。
あなたがたの会話が、良識に富み、善意にあふれるよう心がけなさい。そうすれば、一人一人に適切な答え方ができます。