第二は、『自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい』(レビ19・18)という戒めです。これ以上に重要な戒めはありません。」
人を虐待したり、人のものを奪い取ったりしてはならない。使用人にはきちんと給料を払いなさい。支払いを翌朝まで延ばしてはならない。
復讐してはならない。人を恨んではならない。むしろ、自分を愛するように人を愛しなさい。
第二も同じように重要で、『自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい』という戒めです。
人からしてほしいと思うことを、そのとおり、人にもしてあげなさい。これがモーセの律法の要約です。
「先生。あなたは今、神様はおひとりで、ほかに神はいないとおっしゃいましたが、まさにそのとおりです。
「『心を尽くし、たましいを尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい』(申命6・5)、それに、『自分自身を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい』(レビ19・18)とありますが。」
律法の全体は、「自分を愛するように他の人を愛しなさい」(レビ19・18)という一つの命令に要約されるからです。
ですから神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。これは、神が命じておられることです。