「そのとおりです。皇帝のものなら、皇帝に返しなさい。しかし、神のものはすべて、神に返さなければなりません。」これを聞いて、彼らは頭をかかえ込んでしまいました。
わが子よ。悪い女に近寄ってはいけません。 彼女は狭くて深い墓穴のようにぽっかり口を開けて、 あわれな犠牲者が落ちるのを待っています。 まるで強盗のように待ち伏せて、 男たちに妻を裏切らせるのです。
わが子よ。主と王の前では注意深く行動しなさい。 過激な者たちとつき合ってはいけません。 彼らのいのちは短く、 思いもよらない災いに会うからです。
「子は父を敬い、召使は主人を敬うものだ。 わたしはあなたがたの父であり、また主人なのに、 あなたがたはわたしを少しも敬わない。 ああ、祭司たちよ、 あなたがたはわたしの名をさげすんでいる。」 「私たちがあなたを? いつあなたの名をさげすんだというのですか。」
「カイザル(ローマ皇帝)のです。」「そのとおりです。ローマ皇帝のものなら、それはローマ皇帝に返しなさい。しかし神のものは全部、神に返さなければなりません。」
彼らはこの答えに驚き、返すことばもなく、すごすごとイエスの前から立ち去りました。
群衆はこのイエスの答えに、すっかり感心しました。
これには、返すことばもありませんでした。その日以来、だれも、あえてイエスに質問しようとする者はいませんでした。
イエスはたいへん驚き、群衆のほうをふり向いて言われました。「これほど信仰深い人は、イスラエル中でも見たことがありません。
そして銀貨を受け取ると、彼らにこうお尋ねになりました。 「この銀貨に刻んである肖像と名前はだれのものですか。」「ローマ皇帝のものです。」
心を尽くし、たましいを尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの主を愛しなさい。』(申命6・4-5)これが最も重要な戒めです。
「それなら、皇帝のものは、皇帝に返せばいいでしょう。しかし、神のものはみな、神に返さなければなりません。」
愛する皆さん。そういうわけですから、あなたがたにお願いします。あなたがたの体を、神に喜んでいただける、生きた、きよい供え物としてささげてください。それが神への礼拝となるのです。
支払うべきものは、だれにでも支払いなさい。納税の義務をすすんで果たし、上に立つ人々に従い、敬うべき人を敬い、重んじるべき人を重んじなさい。
体のどんな部分をも、罪を犯す道具にしてはいけません。むしろ、自分自身を神にささげなさい。あなたがたは、死者の中から生かされた者であり、神に使っていただく良い道具として役立つ者となりなさい。
だれであっても尊敬しなさい。お互いに深く愛し合いなさい。神を恐れ、王を尊びなさい。