それでも、何とかして逮捕の口実をつかもうと、パリサイ派やヘロデ党(ヘロデ王を支持する政治的な一派)の者たちを送りました。
彼らは傲慢で、 私を生け捕りにしようと罠をしかけました。 足をすくい、宙吊りにする輪なわを仕掛けます。 身動きがとれないように網をかけようと 待ち伏せています。
敵は、このいのちをつけねらい、 目覚めている間中、策略を練っているのです。
そういう者たちは、 ほんの少しのことにも言いがかりをつけては けんかを売り、裁判になれば、 有罪の判決を下した裁判官を待ちぶせて 袋だたきにします。 あらゆる口実をもうけて不正を行うのです。
すると、人々はこう相談しました。「エレミヤを殺してしまおう。われわれには、祭司や学者、それに預言者がついている。彼の忠告などいらない。二度とわれわれに不利なことを語り、われわれを苦しめないように、彼の口を封じよう。」
イエスは、「パリサイ人とサドカイ人のパン種に気をつけなさい」と忠告しましたが、
彼らはイエスに尋ねました。「先生。あなたのおっしゃることは、いちいちごもっともです。あなたは私利私欲にとらわれず、まじめに神の道を教えておられます。つきましては、ちょっとお尋ねしたいのですが、ローマ政府に税金を納めるのは正しいことでしょうか。それとも、正しくないことでしょうか。」
おさまらないのはパリサイ人です。すぐ会堂を飛び出し、ヘロデ党(ヘロデ王を支持する政治的な一派)の者たちと、イエスを殺す計画を相談し始めました。
舟の中で、イエスは弟子たちに、厳粛な表情で、「ヘロデ王とパリサイ人たちのパン種(彼らの誤った教えと偽善)に気をつけなさい」と言われました。