「どうしてわたしを尊いと言うのですか。尊いお方は神おひとりです。
あなたは情け深く、いつも恵みを注いでくださいます。 どうか、従順にならせてください。
だれにでも恵み深い主の思いやりは、 造られたすべてのものに注がれます。
主は恵み深いお方で、 赦すのをためらったりなさいません。 助けを求めて来る人にはだれにでも、 あふれるほどにあわれみをかけてくださいます。
「良いことについて、なぜわたしに尋ねるのですか。ほんとうに良い方は、ただ神おひとりなのです。しかし、質問に答えてあげましょう。天国に入るには、神の戒め(おきて)を守ればいいのです。」
イエスが道に出て行くと、一人の人が走り寄ってひざまずき、「先生。あなたは尊いお方です。お教えください。天国に入るにはどうしたらよいでしょうか」と尋ねました。
それはさておき、今の質問に答えましょう。守るべき戒めは知っていますね。殺してはならない、姦淫してはならない、盗んではならない、うそをついてはならない、だまし取ってはならない、あなたの父と母とを敬いなさい、という戒めです。」
「わたしのことを『尊い』と言うのですか。それがどういうことか、わかっていますか。尊い方は、ただ神お一人だけです。
すべての人が道を踏みはずし、 みな、まちがった方向に進んで行った。 正しいことをずっと行ってきた人は どこにもいない。一人もいない。」(詩篇14・1-3)
すべての良いもの、完全なものは、光を造られた神から来るのです。神にはわずかの変化もくもりもなく、いつまでも輝いています。
私たちは、自分がどんなに神に愛されているか知っています。現に、神の愛を身近に感じ、また、私たちを心から愛すると言われた神を信じているのです。神は愛です。愛のうちに生きる人は神と共に生きるのであり、神もまた、その人のうちに生きておられるのです。
反対に、愛のない人に神はわかりません。なぜなら神は愛だからです。
主のように聖なるお方はありません。 あなたのほかに神はないのです。 私たちの神のような大岩はありません。