イエスの評判は、たちまちガリラヤの全地方に広まりました。
その王は立ち上がり、主の力によって、 彼の神、主の御名の威光によって群れを養う。 民は、そこで平安な生活を営む。 この方が全世界からほめたたえられるからだ。
このイエスの奇跡の評判は、ガリラヤの外にまで広がったので、シリヤのような遠方からも、人々は病人を連れてやって来ました。悪霊につかれた人、てんかんの人、中風(脳の出血などによる半身不随、手足のまひ等の症状)の人など、その病気や苦しみがどのようなものであろうと、一人残らず治るのです。
このうわさはたちまち、その地方一帯に広まりました。
それでも彼らは、イエスのことを町中に言いふらしました。
この有様に会衆は肝をつぶし、興奮して口々に論じ合いました。 「いったい、どうなっているんだ!」 「悪霊どもでさえ、命令を聞くなんて……。」 「これは新しい教えなのかね。」
このあと会堂を出た一行は、シモンとアンデレの家に行きました。
イエスにきびしく止められたにもかかわらず、男はうれしさを抑えきれず、この出来事を大声でふれ回って歩きました。そのため、イエスの回りにはみるみる人垣ができ、公然と町へ入れなくなりました。しかたなく町はずれにとどまっておられましたが、そこにも、人々が押しかけて来ました。
預言者イザヤの書が手渡されたので、次の箇所をお開きになりました。
こうしてイエスのうわさは、この地方一帯に非常な勢いで広まりました。
この日の出来事は、あっという間にユダヤ全土と回りの地方一帯に広まりました。