この人たちと入れ替わりに、悪霊につかれてものが言えなくなった男が連れて来られました。
足の不自由な者は鹿のように跳びはね、 口のきけなかった者は大声で叫び、歌います。 荒野には泉がわき、砂漠には川が流れます。
このイエスの奇跡の評判は、ガリラヤの外にまで広がったので、シリヤのような遠方からも、人々は病人を連れてやって来ました。悪霊につかれた人、てんかんの人、中風(脳の出血などによる半身不随、手足のまひ等の症状)の人など、その病気や苦しみがどのようなものであろうと、一人残らず治るのです。
ある時、イエスは、悪霊につかれて口がきけない男から悪霊を追い出されました。すると、男がしゃべりだしたのです。その場に居合わせた人々はすっかり驚いてしまいました。