そこで彼らは、石に封印をし、警備の者をおいて、だれも忍び込めないようにしました。
それから一つの石が運んで来られ、穴の口に置かれました。だれもダニエルをライオンの穴から救い出せないようにと、王と政府の公印をもって封じたのです。
岩をくり抜いた、自分の新しい墓に納めました。そして、大きな石を転がして入口をふさぎ、帰って行きました。
ピラトは答えました。「よろしい。では厳重に見張らせるがよい。」
二人が町へ急いでいるころ、墓の番をしていた警備の者たちは祭司長たちのところに駆け込み、一部始終を報告しました。
突然、大きな地震が起きました。天使が天から下って来て、墓の入口から石を転がし、その上に座ったのです。
それがどうでしょう。墓に着いてみると、あの重い石は動かしてあり、入口が開いているではありませんか。
週の初めの日(日曜日)、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリヤは墓に行きました。見ると、入り口の石がわきにのけてあります。
しかし神の真理は、巨大な岩のようにしっかり立っていて、だれも揺るがすことはできません。この土台となる石には、次のようなことばが刻まれています。「主は、真に自分に属する者を知っておられる。」また、「主を告白するすべての人は、悪から遠ざかりなさい。」
ほら穴の入口を大きな石でふさぎ、番兵を立てて、見張るよう命じました。
底なしの穴に閉じ込めてしまいました。こうして竜は、定められた千年が過ぎるまでは、世界の国々をだますことができなくなりました。しかし、その期間が終われば、しばらくの間だけ自由な活動が許されるのです。