この時から、ユダはイエスを売り渡そうと機会をねらい始めました。
過越の祭りの日、すなわち種なしパン(イースト菌を入れないで焼くパン)の祭りの最初の日に、弟子たちが来て、イエスに尋ねました。「先生。過越の食事は、どこですればよろしいでしょうか。」
ユダが来意を告げると、祭司長たちは喜び、謝礼を払うことを約束しました。それ以来ユダは、イエスを引き渡すチャンスをねらうようになりました。
それでユダは、群衆が回りにいない時に、ひそかにイエスを逮捕させようと、チャンスをうかがい始めました。
しかし、話が正義と節制、それに、やがて来る審判のことだったのでこわくなり、「もう帰ってよい。また折りを見て話を聞こう」と言いました。
私はアポロにも、ほかの人たちと共にコリントへ行くようにとしきりに勧めたのですが、彼には、今、それが神の望んでおられることだとは、どうしても思えないようです。あとで機会があれば行くでしょう。