弟子たちはパンを忘れてきたので、自分たちをしかっておられるのだろうと勘違いしました。
イエスは、「パリサイ人とサドカイ人のパン種に気をつけなさい」と忠告しましたが、
それに気づいたイエスは言われました。「ああ、信仰の薄い人たちよ。なぜそんなに、食べ物を持って来なかったことを気に病むのですか。
バプテスマのヨハネは、神から遣わされたのですか。そうではないのですか。」彼らは集まって、ひそひそ相談しました。「もし、『神から遣わされた』と答えれば、『それを知っていて、どうしてヨハネのことばを信じなかったのか』と聞かれるだろう。
三人はそのことを深く心に秘めておきましたが、「死者の中から復活する」とはどういう意味かわからず、あれこれ話し合いました。
そこへ突然、当のイエスが近づき、彼らと連れ立って歩き始めました。
さて、弟子たちの間で、やがて来る神の国ではだれが一番偉いかという議論が持ち上がりました。
「主よ、それはできません。生まれてこのかた、口にしたことがないものです。ユダヤのおきてで禁じられているのですから。」