土が浅すぎて十分根を張ることができません。やがて日が照りつけると枯れてしまいました。
ひもじくなることも、のどが渇くこともない。 こげつくような太陽も、 焼けるような荒野の風も、二度と害を与えない。 わたしが彼らを思いやり、 冷たい水のわく所へ連れて行くからだ。
ところが、その人の心は深みがないので、このすばらしい教えも深く根をおろすことができません。ですから、しばらくして信仰上の問題が起こったり、迫害が始まったりすると、熱がさめ、いとも簡単に離れて行ってしまうのです。
また、土の浅い石地に落ちた種もありました。それはすぐに芽を出したのですが、
ほかに、いばらの中に落ちた種もありましたが、いばらが茂って、結局、成長できませんでした。
土が浅いため、根から十分養分を取ることができず、強い日差しの中で、すぐに枯れてしまいました。
次に、土の浅い石地とは、喜んで教えは聞くものの、ほんとうの意味で心に根を張らない状態のことです。教えられたことはいちいちもっともだと納得し、しばらくの間は信じているのですが、迫害の嵐がやってくると、すぐにぐらついてしまうのです。
こうしてキリストが、信じるあなたがたの心に住んでくださいますように。
ただしあなたがたは真理に堅く立って、ゆるがされることなく信仰に踏みとどまらなければなりません。そして、イエスがあなたがたのために死んでくださったという福音を、決して失ってはなりません。この福音は今や世界中に広がっており、私パウロは、その福音を伝える働きに仕えているのです。
キリストに根を深く下ろし、そこから養分を吸収しなさい。主にあって成長し続け、真理に立って、強くたくましくありなさい。すべてに感謝し、喜びにあふれて生活しなさい。
彼らはもう二度と飢えることも、渇くこともありません。灼熱の太陽からも守られています。