こうして、イザヤの預言のとおりになったのです。
わたしが今まで預言したことは すべてそのとおりになった。 再び預言しよう。 未来のことを、それが起こる前に知らせよう。」
しかしわたしは、 わたしの預言者が語ることは必ず実現させる。 彼らが、エルサレムは敵の手から救い出され、 ユダの町々に再び人が住むようになると言うと、 そのとおりになる。
そして彼らに、この奇跡のうわさを言い広めないように注意しました。
「わたしのしもべを見よ。 彼こそわたしの選んだ者。 わたしが喜ぶ、わたしの愛する者。 わたしは彼の上にわたしの霊を置き、 彼は国々をさばく。
それは、次のような預言が実現するためでした。
こうして、イエスについてイザヤが、「彼は、私たちの痛みを身に引き受け、私たちの病を負った」（イザヤ53・4）と預言したとおりになったのです。
神のさばきの日だからです。預言者が書いた聖書のことばどおりのことが起こるのです。
イエスは言われました。「以前、いっしょにいた時、モーセや預言者の書いたこと、それに聖書の詩篇にあることは、必ずそのとおりになると話して聞かせたはずです。忘れてしまったのですか。」
無効になることのありえない聖書が、神のことばを受けた人々のことを神々と呼んでいるのです。
まさに、イザヤが預言したとおりです。「主よ。だれが私たちのことばを信じるのか。だれが神の力強い奇跡を証拠と認めるのか。」（イザヤ53・1）
こうして、何もかもすっかり終わったことを知ったイエスは、「わたしは渇く」と言われました。これも聖書のことばどおりの出来事です。
エルサレムにいるユダヤ人とその指導者たちは、イエスを処刑することで、皮肉にも、預言を実現させたのです。彼らは安息日ごとに預言者のことばが読まれるのを聞きながら、イエスこそ、その預言されたお方であることを認めようとしませんでした。
