イスラエルは滅ぼされ、壊れた壺のようになって、 国々の間に横たわる。
その時、アッシリヤの王はイスラエル人を捕虜としてアッシリヤに移し、ハラフの町、ゴザンのハボル川のほとり、メディヤの町々に住まわせました。
わたしは皿を割るようにおまえたちを砕き、 少しも手かげんしない。 いろりから炭火を移したり、 井戸の水を少しでも運べるほどの破片も残らない。」
エコヌヤは、壊れて捨てられた皿のようだ。彼も彼の子どもも、遠い国に流される。」
悪い羊飼いよ、泣きわめけ。 民の指導者よ、石に頭を打ちつけよ。 おまえたちが虐殺され、散らされる時がきたからだ。 おまえたちは弱々しい女性のように倒れる。
どのモアブ人の家からも、路上からも、泣き悲しむ声が聞こえます。 「わたしがモアブを、だれも見向きもしない古い器のように割ったからだ」と、主は言います。
イスラエル人はライオンに追われる羊のようだ。初めはアッシリヤの王がその肉を食い、次にはバビロンのネブカデネザル王が、骨まで食いつくした。」
バビロンのユダヤ人たちは訴えます。 「バビロンのネブカデネザル王は、私たちを食い物にし、 踏みつけ、骨なしにしました。 怪物のように私たちをのみ込み、 私たちの財宝で腹を満たし、 私たちをイスラエルから追放しました。 バビロンに、このすべての悪事の報いを刈り取らせ、 その手で流した私たちの血を完全に償わせてください。」
敵はあなたをあざ笑い、 ののしって言います。 「とうとう、この都を滅ぼしたぞ。 待ちに待った時がついにきた。 この目で、都が倒れるのを見た。」
主は容赦なく、イスラエル中の家を倒し、 怒りにまかせて、すべての要塞と城壁を壊しました。 この国を、支配者もろとも地にたたきつけたのです。
主は、敵のようになって、 イスラエルを地上から抹殺し、 その要塞と宮殿を破壊しました。 こうして、悲しみと涙が エルサレムの受ける分となったのです。
純金とも言うべき、えりすぐりの若者が、 土の器のように扱われています。
私たちの家にも、国にも、 見知らぬ外国人が住みついています。
そして、四方八方から攻撃してあなたがたを滅ぼし、多くの国々に奴隷として連れて行った。あなたがたはあざけられ、なぶりものにされている。」
あなたがたは散り散りに国外へ逃げ、行く先々でも戦いに敗れる。国はすっかり荒れ果て、町々は廃墟と化す。
そのように、どう考えても滅びるしかないような人々に対して、怒りと力を示す権利が神にないとでも言うのですか。しかも神は、これまでずっと忍耐してこられたのです。
勢い込んで戦いに出ても、主に見離されているので、たちまち総くずれし、みじめに敗走することになります。そうなったら、地上のすべての国々にとっていい見せしめになるでしょう。
世界の果てから果てまで追い散らされます。そこで、あなたも先祖も知らなかった、木や石でできた外国の神々を拝むのです。