あの乾いて一滴の水もない荒野で、 わたしはあなたの面倒を見た。
昼は焼けつくような日ざしの中で、夜は夜で、寒さに震えて眠ることもできないままに働きました。
主はご自分に従う人の行く道を、 守ってくださいますが、 神に背く者の行き着く先は滅びです。
私は打ちひしがれ、絶望しています。 どの道を進めば敵のしかけた罠にかからずにすむのか、 あなただけがご存じです。
あなたの恵み深さを知って、私の顔は喜びに輝きます。 あなたは私の苦悩を知り、 たましいの苦しみを察してくださいました。
ああ神よ。いったいどこにおられるのですか。 一滴の水もない、からからの荒れ地で、 私は必死になって神を慕い求めています。
神は天から一部始終をごらんになり、イスラエル人を救い出す時がいよいよ来たと考えました。
「さあ、エルサレムの町の通りへ行き、大声で次のように語りなさい。 ずっと昔、おまえがまだ若い花嫁だったころ、 わたしを喜ばせようとして どんなに尽くしてくれたかを覚えている。 また、わたしを愛し、 草木の生えていない荒野にいる時でさえ、 わたしについて来てくれたことも覚えている。
彼らは、自分たちをエジプトから無事に連れ出し、 だれも足を踏み入れたことのない、 乾ききった死の地である荒野を導き通したのが、 主であるわたしであったことに、 目をふさいでいる。
あなたたちの邪悪な行いはすべて見た。 イスラエルよ。 売春婦が夫を置き去りにするように、 あなたたちはわたしを捨てた。 全身汚れきっている。
ああ、イスラエルよ。 荒野であなたたちを導いた、あのころ、 わたしはあなたたちを 荒野で見つけたぶどうのように、 夏の初物のいちじくのように、 大切にした。 ところがあなたたちは、 バアル・ペオル(イスラエル人が偶像礼拝をした山)で わたしを捨て、ほかの神々に身をゆだね、 やがて、それらの神々と同じように汚れてしまった。
主はいつくしみ深い方、 苦難に会うとき、身を寄せるべき場所だ。 主は、ご自分に信頼する者をすべて知っている。
しかし、ほんとうに神を愛している人は、神に知られているのです。
ところが今は、神を知っているのに〔というより、むしろ神に知られているのに〕、どうして、もとの状態に逆戻りしたがるのですか。あの貧弱で、無力で、役立たずの教えの奴隷に逆戻りしようとするのですか。
この四十年間、わたしが守り、祝福していたからこそ、あなたがたは果てしもない荒野をさまよいながらも、不自由なく過ごせたのだ。』
獣の遠ぼえの聞こえる寂しい荒野を行く時、 神はまるで自分の目のようにイスラエルを守られた。
蛇やさそりがいるあの広大な恐ろしい荒野、暑く渇ききった荒野を無事に旅できたのは、主のおかげなのです。その神様を忘れていいでしょうか。岩から水を出し、