イスラエルの町々は戦争のうずに巻き込まれ、 敵は門を突き破り、彼らを要塞に閉じ込める。
偶像を愛することは、 神の目から見れば姦淫の罪であり、 自分自身を汚すことになりました。
主はそのような奴隷状態から、 彼らを何度お救いくださったことでしょう。 しかし人々は、反抗的な態度を続け、 自らの罪ゆえに自滅していったのです。
しかし、神は手をこまねいているわけではなく、 あなたが攻撃に移る前に、まだ作戦が熟さないうちに、 ぶどうの枝を払うように、 大きなはさみであなたを切り、 勢いよく伸びるつるを摘み取ってしまいます。
城壁で囲まれた町々はひっそり静まり返り、 家は荒れ、通りには草が茂り、 牛は町をのし歩いて草を食べ、 木の枝を食べるようになります。
主は語ります。 「ああ、逆らってばかりいるわたしの子どもたち。 おまえたちは、わたし以外の者なら、 だれの忠告でも聞く。 しかも、これだけはしてもらいたくないことを、 平気でする。 不信者と手を結び、罪を重ねる。
それゆえ主は、たった一日のうちに、 イスラエルの指導者と、 偽りを教える預言者を消し去ります。
彼らは、おまえの刈り入れた穀物と子らのパンを略奪し、 おまえの羊の群れ、家畜の群れ、ぶどう、いちじくを食べ、 安全だと思っていた城壁のある町々に侵入し、 略奪する。
破滅の剣がカルデヤ人に切りかかる。 その剣はバビロンの住民を、 重立った者も知恵のある者も区別なしに切りまくる。
エルサレムの門はもう役に立ちません。 主の手にかかって、錠もかんぬきも壊されたからです。 王も首長も奴隷となり、引かれて行きました。 そこには神殿もなく、 生活の指針となる律法もなく、 預言者の幻もありません。
こう預言せよ。神のことばを聞け。ああ、森よ。わたしはおまえに火をつける。生木も枯れ木も、木という木をすべて焼き尽くそう。その燃えさかる炎は消されず、国中を焼け野原とする。
それで、戦争の恐怖が民の中に起こり、 シャレマンがベテ・アレベルを破壊したように、 あなたたちの要塞はみなくずされる。 母親も子どもも、その場で一気に殺される。
この子牛の神の像は、 彼らがアッシリヤに奴隷となって行く時、 そこの大王への贈り物としていっしょに運ばれます。 こんな偶像に信頼していたのかと エフライムはあざけられ、イスラエルは恥をかきます。
サマリヤは自分の神に反逆したので、 刑罰を受けなければならない。 住民は侵略軍に殺され、赤子は地面にたたきつけられ、 妊婦は剣で切り裂かれる。」
イスラエルは若い雌牛のように扱いにくく、 主が草の生い茂る牧場へ連れて行こうとしても、 少しも言うことを聞かない。 ユダよ、そのようになるな。
イスラエルは偶像崇拝から離れない。 そのような者から遠ざかれ。
契約の違反は戦争で罰する。町に逃げ込んでも、町中に疫病がはやり、結局は敵に征服されてしまう。
町々を廃墟とし、礼拝所を打ち壊す。ささげ物でなだめようとしても、ふだんは受け入れる香りさえ嗅ぐ気もしない。
あなたがたは散り散りに国外へ逃げ、行く先々でも戦いに敗れる。国はすっかり荒れ果て、町々は廃墟と化す。
全能の主は、 ご自分の名にかけて誓います。 「わたしはイスラエルの思い上がりと 偽りの栄光をきらい、彼らの美しい宮殿を憎む。 この町とそこにあるすべての物を敵の手に渡す。」
城壁を破壊し、要塞を取り壊そう。
全能の主はこう宣言します。 「さあ、見よ。 審判の日がくる。かまどのように燃えながら。 高ぶる者、悪を行う者は、わらのように燃えつき、 木のように根も枝もすべて焼き払われる。
町々は包囲され、頼みの高い城壁もついにくずれ落ちる日がきます。
外には敵の剣、内には恐れ。 老人も若者も、乳飲み子さえも逃れられない。