ところが、あなたたちは悪を耕し、 はびこる罪という実を育ててきた。 巨大な軍事力があれば国は安全だと信じたので、 そのような偽りに信頼した報いを、十分に受けたのだ。
最強の軍備を誇る軍隊でも、 王を救えるわけではありません。 力だけでは、誰ひとり救うことはできません。 勇ましい軍馬も、勝利を保証してはくれません。 力が救いとはならないのです。
「あれが、神をあなどり、富に望みを置き、 ますます大胆に悪事を働いた者の末路だ。」
搾取と強奪によって財産を増やしてはいけません。 金持ちだからといって、尊大になってはいけません。
あなたがたは、その報いを受けなければならない。 自分で選んだ道なのだから、十分苦しみ、 恐ろしい思いをするがいい。
真実はいつまでも変わらず、 うそで塗り固めたものはすぐにはがれ落ちます。
正しい人は注意深く語って訴訟に勝ちますが、 邪悪な者は争いを欲するだけです。
偽証すれば罰せられ、 うそをつけば罰を免れません。
悪い支配者は必ず災いに会い、権力を失います。
私は再び今の世を見て、足の速い人が必ずしも競走で勝つとは限らず、強い人が必ずしも戦いに勝つわけでもなく、知恵ある人が貧しい暮らしをし、実力があるのに認められない人がいることを知りました。あらゆることが偶然の組み合わせであり、すべては時と機会とによって決まるのです。
それがすくすく伸びて、 植えた日の朝にはもう花を咲かせたとしても、 あなたは刈り入れることができません。 刈り入れるのは、山のような大きな悲しみと、 いつまでも除かれない痛みだけです。
イスラエルは偽りと欺きで私を取り囲みますが、 ユダはまだ主に信頼し、聖なる方に忠実です。
ののしり、うそをつき、殺し、盗み、 姦淫にふけっている。 至る所に暴力があり、殺人は後を断たない。
祭司は民の罪を喜び、それをむさぼり食い、 もっと欲しいと舌なめずりする。
王は彼らの悪事を喜び、 君主たちは彼らのうそに笑い転げる。
彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取る。 麦には穂が出ず、茎だけが立っている。 そのうち枯れて病気になり、実を結ばない。 たとえ実を結んでも、外国人に食べられてしまう。
いったいイスラエルの王は、だれを捕まえるおつもりなのですか。なぜ、息絶えた犬や一匹の蚤にすぎない者を追いかけ回して、時間をむだになさるのですか。