これだけが、一生涯死の恐怖の奴隷となっている人間を救い出す方法だったのです。
敵が、すぐあとをつけているのだから、 彼が怖がるのもむりはない。
日ごろ頼りにしていた富にもそっぽを向かれ、 恐怖の王のもとへ引き立てられる。
彼らにとっては暗い夜が朝なのだ。 彼らは暗黒の恐怖と手を結ぶ。
私は身もだえして苦しみ、 恐怖の戦慄が全身を貫きます。
なぜなら、あなたは、 私が地上で御前を歩めるように、死から救い出し、 転ばないように支えてくださったからです。
こうして、その幸福も、あっけなく幕切れとなり、 永遠の恐怖にのみ込まれるのです。
人はいつまでも生きることはできません。 みな死に果てるのです。 だれが、墓から自分のいのちを救い出せましょう。
ですから私たちは、奴隷のようにいつもびくびくする必要はありません。神の家族の中に子どもとしてあたたかく迎え入れられたのですから、実の子どもらしくふるまい、神を「お父さん」と呼べるのです。
やはり、神様は私たちを助け、恐ろしい死の危険から救い出してくださいました。これからも、何度でも、救い出してくださるに違いありません。
律法を守らなければ救われない、と考えている皆さん。私のことばに耳を傾けてください。どうして律法のほんとうの意義を理解しないのですか。
なぜなら、神が私たちに与えてくださった聖霊は、人を恐れず、知恵と力とをみなぎらせ、人を愛し、喜んで人と共に歩むようにさせてくださる霊だからです。
私たちは、イエスが天使としてではなく、一人の人間、一人のユダヤ人として来られたことを知っています。
