もし彼らに、この世の魅力ある生活に戻る気があったなら、いつでも戻れました。
テラは、息子のアブラムと嫁のサライ、ハランの息子で孫に当たるロトを連れてカルデヤのウルを出発し、カナンの地へ向かいました。しかし途中、ハランの町に立ち寄ったまま、そこに住みつき、
ちょうどそのころ、この地方一帯がひどいききんに見舞われたので、何とかしなければならなくなったアブラムは、ひとまずエジプトに避難することにしました。
私の故郷に住む親類のところへ行き、嫁を見つけて来てはくれまいか。」
そう認めた時、彼らは心から、天にある故郷を慕い求めました。