時には、あなたがた自身があざけられたり、打ちのめされたりし、また、同じ苦しみを味わっている人たちの友となったりしました。
神のことを熱心に思うあまり、 心は焼け尽きそうです。 私があなたを弁護したため、 敵は、あなたに対してするように、 私に侮辱のことばを投げつけてきます。
あなたの強力な守りのおかげで、 私は人々が目をみはるほどの成功を収めたのです。
ああ神よ、立ち上がって、敵に申し渡してください。 反逆者が一日中あびせかけてくる 侮辱のことばを聞いてください。
ああ主よ、あなたをののしった国々に、 七倍の報復を加えてください。
敵も、神が王として油を注がれたこの私を、 あざけっています。
わたしの言うことを聞け。 正しいことと間違ったことを知り、 わたしの教えを大切に胸にしまっている人よ。 人々のそしりや中傷を恐れてはならない。
おまえを汚物で覆い、 実際どんなに汚い者であるかを世界に見せよう。」
聞け、大祭司ヨシュアとほかの祭司たちよ。あなたがたは、やがて起こる良いことのしるしとなる人たちだ。わからないか。ヨシュアは、わたしが遣わす若枝（メシヤ）、わたしのしもべを表している。
こんなイメージが浮かびます。神様は私たち使徒を、死罪の判決が下された捕虜のように凱旋行列の最後に引き出し、人々や天使の前で見せ物にされたのだ、と。
すべてはキリストのためであることを知っているので、その「とげ」も、侮辱も、苦しみも、迫害も、困難も、大いに喜んでいます。なぜなら、弱い時にこそ、私は強いからです。――無力であればあるほど、それだけ、キリストによりすがるようになるからです。
こう考えるのは、きわめて当然です。あなたがたは、私にとって特別な存在なのですから。私が獄中にある時も、自由の身でキリストの福音を語っている時も、あなたがたは、私と共に神の祝福をいただいたからです。
しかし、それにしても、よくぞ困難な状況下にある私を助けてくれました。
皆さん。あなたがたはユダヤの諸教会と同じ苦しみを味わっています。つまり、彼らが同胞のユダヤ人に苦しめられたように、あなたがたも同国人に迫害されているからです。
もしあなたが、この力を奮い起こすなら、主について人前で語るのをためらったり、キリストのゆえに牢獄につながれている私のことを恥じたりしなくなるでしょう。それどころか、私と共に苦しむ覚悟ができるはずです。神は苦しみのただ中にあっても、力を与えてくださるのですから。
彼はエジプト全土の宝をわがものにすることよりも、やがて来ると約束されていたキリスト（ギリシャ語で、救い主）のために苦しむほうが、はるかにすぐれていると考えました。その目は、神からの大きな報いに注がれていたのです。
またある者たちは、あざけられ、むち打たれ、さらに鎖につながれ、投獄されました。
あなたがたは罪や誘惑と戦っています。けれどもまだ、血を流すほどのきびしい戦いを経験したことはありません。
だから私たちは、町の外に出て〔この世の人たちの関心事から離れ、人々からさげすまれることも覚悟して〕、キリストのはずかしめを身に受け、共に苦しむために、この方のもとに行こうではありませんか。
