しかし、事態が好転すると、人々はすぐにまた罪に陥り、あなたは彼らを再び敵の手にお渡しになったのです。彼らがそのたびに反省して助けを叫び求めると、天からそれを聞き、再び手を差し伸べてくださいました。全く驚くべきあわれみです。
天で彼らの祈りを聞き、正直に罪を告白した人々を赦し、願いをかなえてください。あなたは、一人一人の心のうちを知っておられるからです。
敵の手から救い出してくださる主の恵みは、 絶えることがありません。
ああ主よ、どうか天から見下ろして、 栄光に輝く聖なるお住まいから、 私たちに目を留めてください。 いつも示してくださった愛は、 どこへ行ったのですか。 神の力、あわれみ、同情は、 いったいどこにあるのですか。
しかし、士師が死ぬと、人々はたちまち正しい道を捨て、先祖たちよりもいっそう堕落してしまったのです。人々は再び異教の神々に祈りをささげ、地にひれ伏して礼拝するようになりました。イスラエルの民はかたくなで、周辺諸国の悪習慣から抜け出すことができませんでした。
モアブはその日のうちに征服され、そののちイスラエルには八十年の間、平和が続きました。
エフデが世を去ると、イスラエルの民はまた主に罪を犯しました。
主よ、敵をみなシセラのように滅ぼしてください。 主を愛する者を太陽のように輝かせてください。」 そののち、イスラエルには四十年間、平和が続きました。