このほかにも、私は王に願い事を申し出ました。「もしよろしければ、ユーフラテス以西の総督あてに手紙を書いて、ユダに行く途中、それぞれの総督が治める地方を通らせてくれるよう、お命じになってください。
そこでダリヨス王は、総督タテナイ、シェタル・ボズナイはじめ、ユーフラテス川西方の高官たちに、次のような手紙を送りました。 「神殿工事を中止させてはならない。元どおりに再建させなさい。
私はユーフラテス川西方のすべての財務担当者に、次のように命じよう。『祭司であり、天の神の律法を説く教師であるエズラの要請があれば、何でも提供しなさい。
道中の敵を恐れて、警護の兵や騎兵をつけるよう王に願い出たりするのは恥だと考えたからです。というのも、かねてから王には、私たちの神を礼拝する者はだれでも守られ、災難は神をないがしろにする者にだけ下ると申し上げていたからです。
また王の手紙は、軍司令官とユーフラテス川西方の総督たちに渡され、彼らも神殿再建のために援助をしました。
ユーフラテス川西部の地方に着くと、私は総督たちに王の手紙を渡しました。王が私に警護の将校と騎兵をつけてくれていたことも言っておかなければなりません。
その続きは、ギブオン出身のメラテヤと、メロノテ出身のヤドン、それに、ほかの管轄領の住民であるギブオンとミツパの人たちが引き受けました。