しかし、敵はあふれみなぎる洪水で一掃し、 一晩中追いかける。
私は今、恐ろしくてしかたがない。 こんな者たちにまで軽蔑され、あれほどの繁栄も、 強風に吹き払われる雲のように消えたのだ。
おまえの怒りを吐き出し、 思い上がった者の上にまき散らすのだ。
一方悪者は、暗がりでうろうろ手探りし、 あちこちでつまずくのです。
星も太陽も月も一筋の光さえ放たず、 天は真っ暗になる。
さあ、神の日が来る。 それは、神の憤りと激しい怒りに包まれた、 身の毛もよだつような日だ。 地は、そこに住む罪人もろとも滅びうせる。
わたしは測りなわと正義の重りで、 おまえたちの城壁の基礎工事を調べる。 それは、見た目にはりっぱだが、実際はもろく、 雹の嵐で簡単にくずれる。 敵は洪水のように押し寄せて城壁をのみ込み、 おまえたちはおぼれる。
わたしは、おまえたちが死や悪魔と結んだ協定を 破棄するので、恐ろしい敵がなだれ込み、 おまえたちを踏みにじる。
主があなたに、アッシリヤの強大な軍隊を 差し向けるからです。 荒れ狂う雹の嵐のように、 大軍が襲いかかり、あなたを地にたたきつけます。
どこを見ても、目につくものは苦しみと悩みと暗たんとした絶望だけだ。こうして彼らは暗闇の中に追いやられる。」
何も見えない暗闇を送り込まれる前に、 手遅れにならないうちに、神に栄光をお返ししなさい。 闇が覆えば、あなたがたは山につまずき、 倒れます。 その時に、光を探し求めても、 身の毛もよだつ暗闇があるだけです。
壁は必ず倒れるのだ。」そう主は言います。「わたしは怒りの嵐と洪水と雹とによって、壁をなぎ倒す。
ところが、このシリヤ王の息子たちは大軍を集めて、イスラエルからエジプトへ洪水のように押し寄せ、攻め入ろうとする。それを見てエジプトの王は非常に怒り、シリヤの大軍を迎え撃って敗走させる。
彼の前から、祭司の指導者を含むすべての反対者が一掃される。
それから、終わりの時がくると、南の王は北の王に再び攻めかかる。北の王はつむじ風のような力と狂暴さをもって反撃し、その巨大な陸軍と海軍の総力をあげて、南の王を葬り去ろうと攻め寄せる。
この四百三十四年が過ぎると、油を注がれた方は、その王国が実現する前に殺されてしまう。すると、一人の王が起こり、その軍隊がエルサレムの町と神殿とを破壊する。神の民は、まるで洪水に会ったように、一気に押し流されてしまう。その時から終わりの時まで、戦争と荒廃が続く。
この地は、滅びを目前にして震えおののき、 だれもが嘆き悲しむ。 この地は、増水したナイル川のように盛り上がり、 激しく揺れ動き、再び沈む。
神は、エルコシュに住むナホムに、ニネベに差し迫っている運命について次のような幻を示しました。
ニネベは水のもれる水槽のようだ。 兵士たちは町を見捨てて、こっそり逃げ出す。 呼び戻すことはできない。 「止まれ、止まれ」とニネベが叫んでも、 彼らは走り続ける。
北の地も同様だ。 神はアッシリヤを滅ぼし、 その壮大な首都ニネベを荒野のような不毛の地にする。
大雨、大水、大風が襲いかかると、その家はあとかたもなく、こわれてしまうからです。」
ところが、神の国はもともとイスラエル人のために準備されたのに、多くのイスラエル人が入りそこねて、外の暗闇に放り出され、泣いてくやしがることになるのです。」
主は信仰者を守られます。 しかし、悪者は暗闇に葬り去られます。 だれも自力でははい上がれません。