なぜなら、神は最初にアダムを、そのあとでエバをお造りになったからです。
このように人間は、天地を造った神の特性を持つ者として、男と女とに創造されました。
また、神はこう考えました。「人が一人でいるのはよくない。彼を助ける者がいなくては。」
その骨で女を造り、彼のところへ連れて来ました。
やがて、主なる神が人を造る時がきました。まず、地のちりで体を造り上げ、それにいのちの息を吹き込んだのです。そこで人は、生きた人格を持つ者となりました。
次に女に向かって、神は言いました。「あなたは苦しみ抜いて子どもを産む。それでもなお夫の愛を求めるが、彼はあなたを支配する。」
アダムは妻をエバ〔「いのちを与える者」の意〕と呼びました。彼女が全人類の母となるからです。