ガブリエルが近づいて来ると、私は恐ろしさのあまり立っていることができず、地面にひれ伏しました。ガブリエルは言いました。「あなたが幻の中で見た出来事は、終わりの時に起こることだ。」
その方は私に、「人の子よ、立て。わたしはあなたに語ろう」と言いました。
それから彼は、私を北の門から神殿の正面に連れて行きました。目を上げると、神殿が主の栄光にすっかり包まれているではありませんか。私はただ地に顔をすりつけるように、ひれ伏すばかりでした。
「人の子よ、イスラエルの山々に預言せよ。
その時、その人の声が聞こえました。「さあ、神に大いに愛されているダニエルよ、立ちなさい。これから語ることを、よく聞くがいい。神が私をあなたのところへお遣わしになったのだ。」そこで私は、まだ恐怖で震えながらも立ち上がりました。
その時、人のように見える者がくちびるに触れてくれました。すると再び話せるようになり、私は天からの使者に言いました。「あなたの出現に恐れおののき、力も抜けてしまいました。
この二人の王は、会談の席でも互いにだまし合い、陰謀を巡らし合う。だが、それで事情が変わるわけではない。神の定めた時がくるまで、どちらも成功することはない。
それから、終わりの時がくると、南の王は北の王に再び攻めかかる。北の王はつむじ風のような力と狂暴さをもって反撃し、その巨大な陸軍と海軍の総力をあげて、南の王を葬り去ろうと攻め寄せる。
あなたは自分の人生を全うし、休息に入るがよい。あなたは生き返り、終わりの時に受けるべき分を完全に受けるようになる。」
ところで、ダニエルよ、この預言を人に知らせてはならない。終わりの時がくるまで、だれにも悟られないように、この預言のことばを封じておけ。人々は知識を増そうとあちこち行き巡るだろう。」
すると、ネブカデネザル王はダニエルの前にひれ伏し、ダニエルを拝みました。それからダニエルにささげ物をし、その前で良い香りのする香をたかせました。
そこで、王座のそばに立っている者の一人に近づき、見たことすべてについて、その意味を尋ねました。すると、次のように説明してくれたのです。
この幻の意味を知ろうと思い巡らしていると、突然、目の前に、人のように見える方が立ったのです。
そして、こう言いました。「私がここに遣わされたのは、恐ろしい終わりの日に起ころうとしていることを知らせるためだ。あなたが見たことは、歴史の終わりに起こる出来事にかかわるからだ。
こののち数日間、私は病気になって床についてしまいました。その後、ようやく起き上がり、王に仕えることができるようになりましたが、夢のことで思案にくれるばかりでした。その意味が理解できなかったからです。
あなたが祈り始めた時、一つの命令が出たので、それを伝えに来たのだ。それというのも、神があなたを非常に愛しておられるからだ。よく耳を傾けて、あなたが見た幻の意味を悟るようにせよ。
この王は、神の民と七年の条約を結ぶが、その期限の半ばで約束を破り、ユダヤ人がいけにえとささげ物をささげるのをすべてやめさせる。それから、その恐ろしい行為の絶頂として、この敵である王は神の聖所を徹底的に汚す。だが、神の時と計画に従って、この悪者に断固たるさばきが下される。」
だが、わたしが計画しているこのことは、 今すぐには起こらない。 ゆっくりと、着実に、確かに、 幻が実現する時が近づいている。 遅いように思えても、失望してはならない。 これらのことは必ず起こる。 忍耐していなさい。 ただの一日も遅れることはない。
それで、彼らがようやく顔を上げると、そこにはもう、イエスのほかにはだれもいませんでした。
それを見た時、私はその足もとに倒れて、死んだようになりました。しかしその方は、私に右手を置いて、こう言われたのです。 「恐れてはいけない。わたしは初めであり、終わりです。死んでのち復活し、今は永遠に生きる者となり、死と地獄とのかぎを持っています。
これらのことを見聞きした私ヨハネは、それらを示してくれた天使の前にひれ伏して、礼拝しようとしました。