さらに、夢の中で見ていると、第四の獣が海から姿を現しました。その形相の恐ろしさは、ことばに表せません。また、その強さは信じられないほどです。巨大な鉄の牙で餌食を食い裂き、ほかの餌食を足で踏みつぶしてしまいました。この第四の獣は、前に現れた獣よりはるかに荒々しく残忍で、十本の角を持っていました。
私は彼らをちりのように払いのけ、 道ばたのどろを落とすように粉々に蹴散らした。
その鋭い歯は見るからに恐ろしい。
幻の中で、主は私をイスラエルへ連れて行き、高い山の上に降ろしました。そこから見下ろすと、町のようなものが見えました。
その晩、幻の中で、神はダニエルに、王が見た夢を示したのです。ダニエルは天の神をほめたたえました。
次に、人のように見えるお方が、 天からの雲に乗って来るのが見えました。 その方は、神の前に導かれました。
「大海に激しい嵐が起こり、強風が四方から吹きまくっていました。
彼は神の民と戦って、その指導者の幾人かを打ち倒しました。
その大きな角が折れて、それより小さな四本の角が生えてきたのは、ギリシヤが四人の王に四分されることを意味している。四人の王には、第一の王のような力はない。
もう一度あたりを見回すと、一人の人が手に測り縄(物差しとして用いる縄)を持っているのが見えました。
そこに突然、巨大な赤い竜が現れました。七つの頭と十本の角を持ち、七つの冠をかぶっていました。
私は幻の中で、今度は海の中から、一匹の不思議な獣が現れるのを見ました。その獣には七つの頭と十本の角があり、角には十の冠がついています。そして、それぞれの頭には、神を汚し、あざける名前が書いてありました。
十本の角は、これから王位につこうとしている十人の王を表します。彼らは赤い獣と共に支配するため、一時的に王座につくのです。
すると、天使が私に語りかけました。 「なぜ、そんなに驚いているのですか。この女と獣の正体を教えましょう。
この獣は昔は生きていましたが、今はいません。しかし、やがて底なしの穴から現れて、永遠の滅びに向かうでしょう。地上に住む人々のうち、世の初めからいのちの書に名前が書かれていない人は、絶滅したと思われていたその獣がもう一度現れるのを見て、血の気を失うほど驚くでしょう。