すると、四頭の巨大な獣が海から上がって来たのです。四頭とも、みな別の生き物でした。
大昔からそびえ立つ山々も、 栄光をまとったあなたの足もとには及びません。
『四頭の巨大な獣は、のちに地上を治める四人の王を表している。
私は幻の中で、今度は海の中から、一匹の不思議な獣が現れるのを見ました。その獣には七つの頭と十本の角があり、角には十の冠がついています。そして、それぞれの頭には、神を汚し、あざける名前が書いてありました。
この獣は昔は生きていましたが、今はいません。しかし、やがて底なしの穴から現れて、永遠の滅びに向かうでしょう。地上に住む人々のうち、世の初めからいのちの書に名前が書かれていない人は、絶滅したと思われていたその獣がもう一度現れるのを見て、血の気を失うほど驚くでしょう。