『パルシン』は、分割されたという意味で、王の国が分割されて、メディヤとペルシヤに与えられるということです。」
わたしはメディヤ人をバビロンに敵対させる。 どれほど金銀を積んでも、 彼らを買収することはできない。
主は幻の中で、将来起こる恐ろしい出来事を 私に示しました。 見ると、エラム人とメディヤ人(どちらも、バビロンの東、ティグリス川の東側に住む民)が包囲網に加わり、 あなたがたは略奪され、破壊されています。 バビロンは陥落し、 今までバビロンの仕打ちに泣いていた 国々のうめきは、二度と聞かれなくなります。
だから、大きな災難が突然おまえに襲いかかる。 あまりに突然なので、 それがどこから来たのかわからない。 そのとき、おまえの罪をきよめる神への供え物はない。
この書の中で約束した恐ろしい災害、エレミヤが国々に宣告した刑罰を全部、この地にもたらす。
バビロンめざして、メディヤ人の王たちと将軍たち、 その支配下の国々の軍隊を攻め上らせなさい。
この像の頭は純金、胸と両腕は銀、腹とももは青銅、
しかし、王国の命運が尽きると、別の強国(メド・ペルシヤ)が代わって起こります。その国は、王の王国に比べると劣ります。この第二の国が倒れると、巨像の青銅の腹が表す第三の強国(ギリシヤ)が起こり、世界を支配するようになります。
メディヤ人ダリヨスが都に入り、その国を支配するようになりました。時に、ダリヨスは六十二歳でした。
こうしてダニエルは、ダリヨス王の治世とペルシヤ人クロス王の治世に栄えました。
この法令に署名をお願いいたします。そうすれば、これは無効にすることも変更することもできない『メディヤとペルシヤの法律』となるのでございます。」
あなたが見た雄羊の二本の角は、メディヤとペルシヤの王のことだ。
時が過ぎて、今やアハシュエロスの子ダリヨス王の治世の第一年となりました。ダリヨスはメディヤ人でしたが、カルデヤ の王となったのです。
ここには、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人、またメソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポント、アジヤ、