宮殿から追い出され、七年間、野の動物たちと共に住み、牛のように草を食べるのだ。それでやっと、神が人間に国々を分け与え、お選びになった者に国を与えることを悟るだろう。」
神はその願いを聞き入れ、彼の求めに答えて、マナセをエルサレムの自分の王国に戻しました。こうしてマナセは、主こそ神であることを知ったのです。
「あなたはどんなことでもできるお方で、 だれもあなたの働きを 止めることができないことがわかりました。
神が人のいのちを奪うとき、 だれもその手をとどめることはできない。 『何をするのですか』と抗議できる者もいない。
天におられる私たちの神は、 意のままに事を運ばれます。
天も地も、深い海も、 主は思いどおりに治められます。
「よしわかった。明日にでも。」 「けっこうです。おっしゃるとおりにしましょう。その時、私たちの神、主のような方はほかにいないことが、よくおわかりになるでしょう。
今度は、あなたをはじめ、あなたの家臣そしてエジプト中の人間が、骨身にこたえるような災害を起こす。この世界にわたし以外に神がいないことを教えるためだ。
「けっこうです。町を出たらすぐ、私は両手を主に差し伸べて祈りましょう。雷と雹は必ずやみます。主は地を支配しておられるのです。あなたはそれをごらんになります。
ああ神よ、世界中の国が、あなただけが神であることを知るためにも、どうか私たちをお救いください。」
そんなことは絶対にありません。 すべての人間は、主と比べたら無に等しく、 桶の中の一滴の水、 はかり皿の上のちりにすぎないのです。 神は島々を、少しも重さがないもののように、 いとも軽々と持ち上げます。
すべての国々は、神の目から見れば無に等しいのです。
こうして、暗闇に隠された財宝や、 だれも知らない富を与える。 その時あなたは、あなたを名ざしで呼ぶ、 このわたし、イスラエルの神が これをしていることに気づく。
『わたしは大きな力をもって、地と、全人類と、あらゆる動物を造った。これらを、わたしの目にかなった者に与える。
世界の出来事は、すべて神の支配下にあります。 王を退け、ほかの者を王位につけるのは、 神にほかなりません。 知者に知恵を与え、学者に知性を与えるのも、 神です。
このことばを語り終えないうちに、天から声があった。「ネブカデネザル王よ。あなたに宣告する。あなたはもう、この国の王ではない。
先王は宮殿から野に追われ、心も感情も動物と同じようになり、野ろばと共に住み、牛のように草を食べ、体は天の露にぬれました。そして先王もついに、いと高き方が人間の国々を支配し、御心にかなう者に国々を支配させることを悟ったのです。
主がこうなさったのは、全世界の国民が、イスラエルの神である主こそ力ある唯一の神であると悟り、さらにあなたがたがみな、この主をいつも礼拝するようになるためなのだ。」