というのも、ローマの軍艦におびえて退却し、国へ逃げ帰るはめになるからだ。退却を余儀なくされた王は腹を立て、再びエルサレムを襲って聖所を汚し、毎日のささげ物をやめさせ、神殿の中で偶像を礼拝する。エルサレムを去る時、父祖の信仰を捨ててしまった不信仰なユダヤ人を、権力の座につかせる。
ヤワンの子孫はエリシャ、タルシシュ、キティム、ドダニム。
そのとき、私は悟りました。それは神のお告げではなく、トビヤとサヌバラテの陰謀だったのです。彼らはシェマヤを買収して私を脅し、神殿に逃げ込むような罪を犯させて、非難のほこ先を私に向けようとしたのでした。
これは、ツロへの神のことばです。 「遠い国から来るタルシシュの船よ、 なくなった母港のために泣きなさい。 キプロスで聞いたうわさは全部ほんとうだったのです。
あなたがたの周囲に、 それがどんなものであれ、 昔からいた神々を新しい神々と取り替えた国が あったかどうか、調べてみよ。 西にあるキプロスに使いを出し、 東にあるケダルの荒野に人を遣わし、 今までにこんなことを聞いたことがあるかどうか、 調べさせてみよ。 ところがわたしの民は、栄光に輝く神を捨て、 代わりに何の役にも立たない偶像を取り入れた。
櫂にはバシャン産の樫の木、 船室の壁にはキプロス南岸産の糸杉材を使った。
シリヤの王はばく大な富を携えて国へ帰って行くが、真っ先にイスラエルに進撃して、これを滅ぼそうとする。
それから、定められた時に、すでに脅しをかけておいたとおり、再び南へ軍隊を進めるが、今度は以前のようにはいかない。
この王は、いと高き神に反抗し、 聖徒たちを迫害して滅ぼし、 すべての法律、道徳、慣習を変えようとする。 神の民も、三年半の間、この王の手中にあって、 どうすることもできない。
ですから、その時には多くの者が罪の生活に逆戻りし、互いに裏切り、憎み合います。
天よ、喜べ。天に住む者よ、喜べ。しかし、地上の人々には災いがのぞむ。悪魔が自分の時の残り少ないことを知って、怒りに燃え、あなたがたのところに下って行ったからだ。」