すると、一つの手が、手もひざも震えている私を起こしてくれました。
こう言ってから、神は私の口に触れました。 「わたしのことばをおまえの口に授けた。
その時、人のように見える者がくちびるに触れてくれました。すると再び話せるようになり、私は天からの使者に言いました。「あなたの出現に恐れおののき、力も抜けてしまいました。
その時、もう一度その人が私に触れてくれました。すると、元気を取り戻したような気がしたのです。
私は意識を失って、地面にうつぶせに倒れてしまいました。御使いは手を貸して起こし、立ち上がらせてくれました。
それを見た時、私はその足もとに倒れて、死んだようになりました。しかしその方は、私に右手を置いて、こう言われたのです。 「恐れてはいけない。わたしは初めであり、終わりです。死んでのち復活し、今は永遠に生きる者となり、死と地獄とのかぎを持っています。