実は神は、この監督官に、ダニエルを特別に思いやる心を与えていました。
「いや、もうヤコブではない。神と戦い、人と戦って強さを示したのだから、イスラエルと変えるがいい。」
しかし、主は監獄の中でさえヨセフとともにいて、何事にも心にかけてくださったので、ヨセフは看守長にとても気に入られました。
あなたの民の悪事をみな赦し、彼らを捕らえた者にあわれみの心を起こさせてください。
主よ、どうか私の祈りを聞き入れてください。神様を敬うことを喜びとする者の祈りに、耳を傾けてください。王のもとに行き、嘆願をしますので、どうかお助けください。王が寛容な処置をしてくれるよう、王の心に働きかけてください。」当時、私は王の献酌官(王に酌をする重要な官吏)をしていました。
「そうか。では何をしてやればよいのか。」私は短く天の神に祈ってから答えました。「もし、王様のお心にかなって、お許しいただけますなら、私をユダに遣わし、先祖たちの町を再建させてください。」
後宮を管理していたヘガイは特別にエステルを気に入り、彼女のためには何でもしてくれるようになりました。特別の食事や化粧用の品々など、何かにつけて便宜をはかってくれます。わざわざ王宮から七人の侍女を呼んで身の回りの世話をさせたり、後宮で一番良い部屋をあてがったり、大そうよくしてくれました。
神は、このような横暴な連中から、 身寄りのない者や貧しい者を救う。
こうして、貧しい者は希望を見いだし、 悪者の牙はへし折られる。
敵でさえ、捕虜となったイスラエル人を あわれむように配慮してくださいました。
人の子らよ、よく心に留めておきなさい。 主は救われた人々を、ご自分のためにえり分けました。 だから、私の声に耳を傾けて、 答えてくださるのです。
主を喜ばせようとすれば、 その人の最大の敵も、主が味方に変えてくれます。
それでも監督官は、ダニエルの申し出に不安を覚え、こう言いました。「ほかの同じ年頃の若者と比べて、あなたがたの顔が青白く、やせ細ってしまったら、職務怠慢のかどで、私は王に首をはねられるだろう。」
あらゆる苦境から彼を救い出し、エジプトの王パロの前で彼に恵みを与えられたのです。神様がヨセフにすばらしい知恵を与えたので、パロはヨセフを、エジプト全土を治める大臣に取り立て、宮中の管理もいっさい任せました。