その日、エルサレムに告げ知らされる。 「元気を出せ。恐れるな。
以前あなたは、悩んでいる人に向かって 神を信頼しなさいと口ぐせのように言っていた。 弱っている人、倒れそうになっている人、 立つ気力もなくして地面に座り込む人、 自暴自棄に陥った人を元気づけてきた。
その日、人々は、 「このお方こそ、私たちが信頼し、 長い間待ち続けた神だ。 とうとう、おいでになったのだ」と大声で叫びます。 なんと喜びにあふれた日でしょう。
良い知らせを伝える者よ。 山の頂上からエルサレムに向かって叫びなさい。 恐れずに大声で言いなさい。 ユダの町々に「神が来られる」と知らせなさい。
恐れるな。わたしがついている。 取り乱すな。わたしはあなたの神だ。 わたしはあなたを力づけ、あなたを助け、 勝利の右の手でしっかり支える。
あなたを造り、あなたを助ける主は、 こう告げします。 「わたしのしもべよ、恐れるな。 わたしの選んだエルサレムよ、恐れるな。
恐れてはいけない。 あなたは二度と辱めを受けない。 若いころの恥も、やもめの時代の悲哀も、 永久に思い出さない。
私の民よ、恐れるな。 さあ、楽しみ喜べ。 主が驚くべきことをしてくださったのだから。
『ユダのように貧しくなるがいい。』人をのろうとき、異教徒はそう言った。それもこれまでだ。今からは『ユダ』はのろいのことばではなく、祝福のことばとなる。人々は、『ユダのように栄え、幸せであるように』と言うだろう。だから、恐れたり、気落ちしたりするな。神殿の再建を進めるのだ。
翌日、イエスがエルサレムに向かわれるというニュースが町中をかけ巡りました。過越の祭りで上京した人々は、
福音を伝えるという、このすばらしい務めに私たちを任命してくださったのは、神ご自身です。それはあわれみによるのです。ですから、私たちは決して落胆しません。
正しい行いをすることに疲れ果ててしまわないようにしましょう。失望せず、あきらめずにいれば、やがて祝福を刈り取る日が来るからです。
ですから、どうか、私がいま体験している苦しみを知って落胆しないでください。この苦しみはあなたがたのためであり、それは、あなたがたにとって名誉となり、励ましとなるはずです。
ですから、しっかり立ち上がりなさい。
あなたはわたしのために、どんな時もじっと耐え、決してくじけませんでした。