あの隆盛を誇っていた町は羊の牧草地となる。 あらゆる野の獣がそこに住みつく。 針ねずみは巣穴を掘り、はげたかやふくろうは 宮殿の廃墟に住み、破れた窓で鳴く。 からすは扉のところで鳴く。 高価な杉の羽目板も、風雨にさらされたままになる。
まるで、はるか遠い荒野に住むはげたかや、 仲間からはずれて荒野をさまようふくろうのようです。
わたしはバビロンを湿地と沼に囲まれた、針ねずみの住む荒れ地にする。この地を滅亡というほうきで一掃する」と、天の軍勢の主は断言します。
そして、こう言っている。 『広々した部屋が幾つもあり、窓のたくさんついた、 壮大な宮殿を建てよう。 香りの高い杉材をふんだんに使い、 鮮やかな朱に塗り上げよう。』
私は、主が祭壇のそばに立っているのを見ました。 主はこう言いました。 「柱の頭を打って神殿を揺り動かし、 柱が崩れて屋根が下にいる人々の上に 落ちかかるようにせよ。 彼らは逃げようにも逃げられず、一人残らず死ぬ。
海岸地帯は牧草地となり、羊飼いがテントを張り、 羊がたわむれるようになる。
彼は大声で叫びました。「バビロンが倒れた。あの大いなるバビロンが倒れた。そこは悪魔の巣窟、悪霊やあらゆる汚れた霊のたまり場であった。