警告を発する叫び声が、 エルサレムの中心から遠く離れた門から上がり、 だんだん近づいてきて、ついに前進する軍勢の音が、 町が立っている丘の頂に達する。
しかしダビデは、現在ダビデの町と呼ばれているシオンの要害を占領したのです。
ダビデは、このシオンの要害をダビデの町と呼び、自身の本拠地に定めました。ついで町の旧ミロ地区から北側に、現在のエルサレムの中心部に向かって城壁を築きました。
そこで祭司ヒルキヤ、アヒカム、アクボル、シャファン、アサヤは、エルサレムのミシュネ地区へ行って、女預言者フルダに会いました。彼女は、ハルハスの子ティクワの子で、宮殿の衣装係をしているシャルムの妻でした。
ついに神殿の建設が始まりました。敷地はエルサレムのモリヤ山上で、ここは、かつて主がソロモンの父ダビデに姿を現したエブス人オルナンの打ち場があった所です。ダビデはかねて、そこを神殿の建設予定地にしていました。
こうして主は、ヒゼキヤ王とエルサレムの人々とを救い出し、彼の全領土には平和が訪れました。
こののち、マナセ王はダビデの町の西の外側に城壁を築き直しました。その城壁は、キデロンの谷にあるギホンの泉の西側から魚の門にまで達し、ひときわ高く築き上げられた「とりでの丘」を取り巻いていました。また、ユダで城壁のある町にはすべて軍の司令官を配置しました。
そこで彼らは、ハスラの子トクハテの子シャルムの妻である女預言者フルダのもとへ行きました。シャルムは王の衣装係で、エルサレムの第二区に住んでいました。彼らが王の心配事を伝えると、
続いて、エフライムの門から古い門に進み、魚の門とハナヌエルのやぐらを通ってメアのやぐらへと巡りました。そして羊の門へ行き、監視の門で止まったのです。
魚の門はセナアの子らが築き、梁、扉、かんぬき、横木の取りつけなど、すべての作業を行いました。
あなたがたは飢えた熊のようにほえ、 鳩のように、いかにも悲しそうなうめき声を上げます。 神を見上げますが、神は守ってくれません。 横を向いてしまったのです。
それから二年後の六月末、ついに彼らは城壁を破り、町を占領しました。
「わたしは、初産の女の陣痛のような、 大きなうめき声を聞いた。 それは、殺そうとする者の前にひれ伏し、 あえぎながら助けを請う、わたしの民の叫びだ。
殺された者が、丘や山の上にある偶像や祭壇の回りに、また、神々に香をたいた青い木や茂った樫の木の下に散り散りに横たえられるとき、わたしだけが神であることに気づく。
その時、神殿から聞こえる騒々しい歌声は、 すすり泣きに変わる。 そこら中に死体が散らばる。 無言のうちに、それは町の外へ運び出される。」 主がこう言ったのです。
それは神の怒りが注ぎ出される日、 恐ろしい苦悩と苦痛の日、崩壊と荒廃の日、 暗闇と陰鬱、 暗雲と暗黒の日。
静まって、主の前に立て。 主のさばきの恐ろしい日がくるからだ。 神はご自分の民を虐殺する手はずを整え、 死刑執行人を選んでいる。
