レバノンよ、さばきへの扉を開け。 おまえの森が火で焼き尽くされるように、 おまえは滅ぼされる。
レバノンの杉の木立の中の美しい宮殿で 優雅な生活を送ることは、快適この上ない。 だが、まもなくおまえは大声を上げ、 陣痛に襲われた産婦のようにうめき苦しむ。
おまえはレバノンの森を切り倒した。 今度はおまえが切り倒される。 おまえは罠で捕らえた野獣を恐ろしい目に会わせた。 今度はおまえが恐ろしい目に会う。 至るところの町々で、殺人と暴虐を行ったからだ。
おまえは多くの国を破滅させた。 今度はおまえが破滅する番だ。 人殺しめ。 おまえは田舎とすべての町を無法状態にした。
そして、山に登り、材木を切り出して、わたしの神殿を再建するのだ。わたしは喜んで受け入れ、わたしの栄光をそこに現そう。
わたしは彼らをエジプトとアッシリヤから連れ戻し、イスラエルに、ギルアデとレバノンに再び住みつかせる。 そこは、すべての者が住むには狭すぎるようになる。
糸杉よ、泣け。 すべての杉が損なわれるからだ。 高くそびえ立つ見事な杉がすべて倒れる。 バシャンの樫の木よ、恐ろしさのあまり叫べ。 一番深い森まで切り倒されるのを見るからだ。
その日、わたしはユダ部族を、森を燃え立たせる小さな炎のように、わらの束の間にあるマッチのようにする。彼らは、右も左も近隣の国々を焼き尽くすが、エルサレムは動かされずにいる。
わたしの怒りの炎は燃え上がり、 地とその産物を焼き尽くし、 山々をなめ尽くす。