主がサウルや他のあらゆる敵から救い出してくださった時、ダビデは主に歌いました。
すると、ナタンはダビデに言いました。「それはあなたです。あなたこそ、その大金持ちの男なのです! イスラエルの神、主はこう仰せられます。『わたしはあなたをイスラエルの王とし、サウルの迫害から救い出した。
敵から助け出してくださる神をほめたたえよ。 確かに、彼らの手の届かない所で私は守られ、 彼らの暴虐からも救われている。
この時からダビデ王は、幕屋での主への賛美にアサフの指揮する祭司の合唱隊を用い始めたのです。
正しいからといって、 すべての苦難を免れるわけではありません。 しかし、主は正しい人をあらゆる苦しみから救い出し、
わたしが求めているのは、真心からの感謝、 わたしへの誓いを果たすことである。 苦難のとき、わたしを頼みとしてほしい。 そうすれば、わたしは助けの手を差し伸べ、 あなたがたはわたしをほめたたえるだろう。」
その時、モーセとイスラエル人は主をたたえる歌をうたいました。 「主の勝利をたたえ、心から喜び歌おう。主は馬も人も、海に投げ込んだ。
やはり、神様は私たちを助け、恐ろしい死の危険から救い出してくださいました。これからも、何度でも、救い出してくださるに違いありません。
それでモーセは、イスラエルのすべての民に聞こえるように、次の歌を初めから終わりまで歌いました。
主は、いつもあらゆる悪から救い出し、ついには、天国に導き入れてくださるのです。神に、栄光がいつまでも限りなくありますように。アーメン。
デボラとバラクは、この大勝利をたたえて歌いました。
今やダビデは、ジフの山地の荒野にあるほら穴に住む身となったのです。ある日、ダビデはホレシュの近くで、サウル王が自分を捜し出して殺そうとジフに向かっているという報告を受けました。王は来る日も来る日もダビデを捜し回っていましたが、神は見つからないようにダビデを守りました。
どうか主が、どちらが正しいかをさばき、罪を犯した者を罰してくださいますように。主が私を弁護してくださり、あなたの手から救い出してくださいますように。」
たとえいのちをつけねらわれても、主の懐にかくまわれているように、いつも安全に守られています。反対に、敵のいのちは、石投げの石のように飛んで消えてしまうでしょう。
今日、私があなたのおいのちをお救いしたように、主は私をお救いくださるでしょう。すべての苦しみから助け出してくださるはずです。」
しかし、ダビデは心中、こう考えていました。「いつか、王は私を捕らえようとやって来るに違いない。そうだ、ペリシテ人の中にまぎれ込んで試してみよう。そして王が追跡をあきらめてくれれば、何も心配はなくなる。」