それで、ダビデはアビシャイに指示しました。「あのシェバを放っておくと、アブシャロムより手に負えなくなる。急いで、警護の兵を連れて追いかけるのだ。われわれの手の届かない、城壁のある町に逃げ込まれたら、どうしようもなくなる。」
彼らが敗走するのを見て、アモン人も逃げ出し、町にこもってしまいました。そこでヨアブは攻撃を中止し、エルサレムに引き揚げました。
「恐れながら王様。神の箱も、ヨアブ様も、その配下の者たちもみな、戦場で野宿しています。それなのに、どうして私だけが家に帰って飲み食いし、妻と寝たりできるでしょう。誓って申し上げます。そんな罪深いことをする気は毛頭ありません。」
「どれほどご褒美が頂けましょうとも、そんなことはごめんです。私たちはみな、王様が指揮官のお三方に、『私に免じて、若いアブシャロムに手を下すのだけはやめてくれ』とお頼みになったのを聞いたのですから。
全軍を三隊に分け、ヨアブと、その兄弟で同じくツェルヤの息子アビシャイと、ガテ人イタイにそれぞれ指揮させました。王は自ら陣頭に立ちたいと考えていましたが、家来たちの猛反対に会いました。
さあ、今、外に出て、兵士に勝利を祝ってやってください。主に誓って申し上げます。そうなさいませんなら、今夜、すべての者があなたから離れていくでしょう。それこそ、ご生涯で最悪の事態となるかもしれません。」
ヨアブの兄弟アビシャイとアサエルも、戦いに参加していました。かもしかのように足の速いアサエルが、
しかし、ツェルヤの子アビシャイがダビデを助け、そのペリシテ人を打ち殺しました。こんなことがあってから、家臣たちは口々に勧めました。「王様、二度と戦いにはお出になりませんように。イスラエルのともしびを吹き消すような危険は冒せません。」
この三人のほかに、ツェルヤの子ヨアブの兄弟アビシャイも、非常に評判の高い人物でした。単身、三百人の敵を相手にして倒したこともありました。その武勲により、三勇士に負けないほどの名声を上げました。彼はイスラエル軍の幹部将校三十人の中では最もすぐれ、彼らのリーダーでした。
ヨアブとその兄弟アビシャイがアブネルを殺したのは、ギブオンの戦いで殺された弟アサエルのかたきを討つためでした。
私は神に選ばれた王だが、ツェルヤのこの二人の息子に何もできない。どうか主が、このような悪を行った者に報いられるように。」
王はこう命じました。「ソロモンと私の家来とをギホンへ連れて行きなさい。ソロモンは私の雌らばに乗せて。
ヨアブの兄弟アブシャイは、三十人の勇士の指揮官でした。彼は一度に槍で三百人を殺し、三十人の仲間に加えられました。
また、ツェルヤの子アブシャイは、塩の谷でエドム人一万八千人を打ちました。
その時、人々はこう言うだろう。 『私たちはなぜ、ここでじっと死を待っているのだろう。 城壁のある町へ行って、そこで死のう。 主は、われわれを滅ぼすことに決め、 われわれの罪と引き替えに、 毒薬を盛った杯を下さったのだから。
内部で分かれ争っている国は、結局自滅してしまいます。