女はさっそく、賢明にも、この考えどおり住民を動かしました。人々はシェバの首をはね、ヨアブのところに投げ落としたのです。ヨアブはラッパを吹き鳴らして兵を呼び戻し、エルサレムの王のもとへ引き揚げました。
ヨアブはラッパを吹き鳴らし、イスラエル軍追撃をやめて、兵を引き揚げました。
人々はアブシャロムの死体を森の深い穴に投げ込み、石を山のように積み上げました。イスラエル軍兵士は、てんでに自分たちの天幕に逃げ帰っていました。
ヨアブがラッパを吹くと、兵士たちはイスラエル軍の追跡をぴたりとやめました。
その時、ベニヤミン人ビクリの息子でシェバというたちの悪い男が、ラッパを吹き鳴らして大声でわめき始めました。「ダビデなんかくそ食らえだ。さあ、みんな行こう! こんな所でぐずぐずするな。ダビデなんか王ではない。」
その時、町の中から、一人の賢い女が呼びかけました。「もし、ヨアブ様、ちょっとここまでおいでください。お話し申し上げたいことがございます。」
知恵ある者は、町の十人の有力者の力を合わせたより力があります。
神はすぐに罪人を罰しないので、人々は悪いことをしても別に怖くないと思っているのです。